業種の分類

仕事を探すとき、それぞれの仕事は必ずどこかの業種に含まれるのですが、分類にはもっと細かいものもあります。 ココもチェックしておくといいでしょう。 そのワケは、大きな分類でいえば同じ業種になっても、その下位カテゴリーの分類で違う業種になると、仕事内容も大きく変わるからです。 そのような下位カテゴリーの分類が多い業種もあれば、少ない業種もあります。 下位カテゴリーが少ない業種の方が、わかりやすさはありますね。

たとえば農業など、下位カテゴリーは少なめです。 コレに当てはまるのは、耕種農業、畜産農業、園芸サービス業、林業の4つだけです。 つまりお米や野菜を育てたり、牛や豚を育てたりといったいわゆる農業や畜産系の仕事などが、この農業という業種になります。 この業種に含まれる仕事が少ないため、理解もしやすいでしょう。

しかしこの下位カテゴリーが非常に多い業種もあります。 たとえば大きな業種の1つとなる製造業ですが、これには非常に多くの仕事が含まれます。 加工食品などを作る仕事や、プラスチックやゴムの製品を作る仕事、さらにはパソコンやスマホといった精密機械を作る仕事など、これら全部が大きな分類では製造業という同じ業種に含まれるんです。 どれも工場などでの仕事になるといった共通点はありますが、職場環境や求められるスキルなどが同じとは限りません。

たとえば食品の製造業では、その工場全体が冷蔵庫のようになっており、食品衛生に配慮した作業が必要になったりします。 それに対してパソコンなどの精密機械の製造業では、水気やホコリ、静電気などがないクリーンルームの中で、細かくて正確な作業を求められがちです。 どちらも大きな分類では同じ製造業ですが、実際のお仕事環境や求められるスキルは全然違ったりするんですね。

この点をチェックしておきたいのは、同業種の中で転職したいなら、この業種の下位カテゴリーまで一致している募集を選びたいからです。 先ほどの例でいうと、食品製造業の仕事をしていた中で、同業種に転職したいなら、やはり同じ製造業の中でも食品製造に関する募集を選びたいんですね。 これがパソコンの製造業などになると、職場環境や仕事内容も大幅に変わるため、同業種での転職とは思われにくくなります。 それだけスキルや経験などの適性も、厳しくチェックされやすくなります。 それを避けるために同業種での転職を選ぶなら、これら業種の下位カテゴリーまでしっかりチェックし、現職と同じカテゴリーになる募集を選ぶようにしてください。