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あけましておめでとうございます。皆様におかれましては、佳き新春を迎えられたことと心からお慶び申し上げます。
年が明けて、2007年。21世紀初頭の今日は、明治維新、戦後に続き、時代の大きな変革のときであると思います。
わが国は、一昨年初めて、総人口が減少に転じていく人口減少社会を迎え、出生率も、1.25と、過去最低水準になりました。今後ますます少子高齢化がすすむなか、老後や暮らしに心配なく、安心して生活を送ることができる社会となるよう、安定的な社会保障制度の構築が不可欠であり、年金、医療、介護など「負担と給付」の関係を明らかにしていかなければなりません。
もちろん、国や地方の無駄や非効率を放置したまま、国民の皆さんに負担増を求めることはできません。行財政改革を強力に推進し、「官から民」への流れを一層すすめるなど、「簡素で効率的な政府」を実現する必要があります。あわせて、「成長なくして財政改革なし」の考え方のもと、経済成長に貢献するイノベーションの創造に力を注ぐことが重要です。わが郷土・東大阪が世界に誇るものづくりの分野でも、中小企業の技術革新を促進する取組を一層支援してまいります。
経済成長戦略を図る一方で、「経済と環境」の両立、特に、省エネルギーの普及が重要な課題です。グローバル化が進む中で、わが国の国際貢献策として、中国やインドなどの成長著しいアジアを中心に、省エネ技術の移転に取組んでいくことが肝要だと考えています。
国内にあっては、人の痛みを感じない、心の貧困を象徴する事件が続いています。今こそ、日本人の精神文化の再興に取組むべきです。
今年の干支は丁亥(ひのとい)。丁という字は、新旧両勢力の衝突を、亥は、エネルギーをはらみ、何事かを生もうとしている意味をもちます。まさに、思い切った変革に向けて、旧弊と、新しい日本をつくる勢力がぶつかり合う、そんな年になるのではないでしょうか。
最後になりましたが、皆様方の益々のご多幸とご活躍を祈念いたしまして、新年のご挨拶といたします。