職業の基本、業種と職種の違い

転職のために仕事を探すとき、業種や職種といったものを改めて目にしますよね。 仕事探しの支援サービスを使うとき、これら条件の希望を聞かれることも多いですが、業種と職種の違いがやや曖昧な方も多いのではないでしょうか? 職業の基本となるこれらの違いについてご紹介します。

まず業種についてです。 これはその会社や職業がやっている主な仕事が、どういう種類になるかについての分類です。 具体的にいうと、たとえば情報通信業、卸売・小売業、製造業、金融業、飲食業といったものがあります。

情報通信業という業種に当てはまるのは、たとえばインターネットの回線を提供する仕事や、テレビ番組などを放送する仕事などです。 このような情報通信系の仕事を主な事業としてやっている企業や自営業者は、全員がこの情報通信業という業種に当てはまるわけです。 これが卸売・小売業になると、どうでしょうか? これに当てはまるのは、たとえばスーパーやコンビニなどを営業する仕事や、このようなお店に商品を卸売する仕事などです。 このような仕事を主な事業としてやっていれば、それが企業でも個人自営業者でも、みんなこの卸売・小売業という業種に当てはまります。

このように業種とは、その企業や個人がやっている主な事業が、どのような種類のものかを表したものです。 わかりにくければ、その企業や仕事がどの業界に属するかを表したものだと思ってもOKです。

コレに対して職種とはなんでしょうか? これはその事業を行うために必要になる、個別の仕事の種類のことです。 簡単にいえば、その業界の中で具体的にどんな仕事を担当するのかが、この職種です。 たとえば、営業や事務、経理、人事、開発といったものがありますね。

このような個別の仕事は、業種に関わらず共通になるものも多いです。 たとえば経理とは、その企業や仕事の中で動いたお金をすべて記録する仕事です。 これがきちんと行われると、仕事のためにかかった費用の総額や、それであげられた売上などが一目瞭然になり、仕事の運営で大変役に立ちます。 税金は一年間のお金の流れに応じて課されますから、この経理がきちんとされていないと、税金の計算もできなくなります。 このように大事な仕事ですので、どのような業種でも経理は必要です。 同じことは事務や営業などでも言えることで、職種はどんな業界でも変わらないことも多いですね。

業種と職種とは、このようなものです。 業種とはその仕事自体の大まかな種類、職種とは実際に自分が担当する個別の仕事の種類と、まったく違いますので、よく確認しておいてください。