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ノルウェー・イタリア・サウジアラビア出張

西野経済産業副大臣ノルウェー、イタリア、サウジアラビア出張報告!!
(平成18年8月30日~9月5日)

ノルウェー・ウトセット石油エネルギー副大臣との会談(8月31日)

この会談はエネルギー問題の調整を図る国際機関であるIEA(国際エネルギー機関)の事務局長選挙に向けて、日本が擁立している田中伸男氏(OECD科学技術産業局長)への支持を取りつけることが主たる目的でした。西野副大臣の訪問をウトセット石油エネルギー副大臣は歓迎しました。

【写真】 ノルウェーの首都・オスロにある石油エネルギーの会議室で。
西野副大臣の正面、右端の女性がウトセット副大臣。
イタリア・ダントーニ経済振興副大臣との会談(9月1日)

ノルウェーに続き、イタリア・ダントーニ経済振興副大臣にIEA事務局長選における田中候補の支持を要請しました。イタリアでは自国の候補者擁立も検討しており、強い関心を示しました。

【写真】 ローマにある経済振興省の会議室。イタリア側の中央がダントーニ経済振興副大臣。
ノルウェー、イタリアでの新エネルギー関連施設の視察!

■ノルウェー・ガーデルモーエン・バイオマス熱供給施設 (8月31日)
ノルウェーは北海油田を抱え、世界第7位の産油国であるが、新エネルギーの導入にも熱心です。

【写真】 オスロの空港近くにあるバイオマス熱供給のプラント。近郊の森でとれる木の皮や木くずを原料に熱を取りだし、温水を空港に供給している。空港で使用される温水は全て同施設で供給されている。昼間に1~2名、夜間は無人で運営されている。

■イタリア・ラルデレロ地熱発電所 (9月2日)
ローマから車で3時間半、フィレンツェの街近くにあるラルデレロ地熱発電所。マグマの熱で地下水が300度近くまで熱せられ蒸気となる。その蒸気の力で発電機を回す地熱発電はここラルデレロが世界発祥の地であり、もう100年以上の歴史がある。施設の近代化の過程を展示した資料館がその歴史を物語る。
今回の訪問では、電力公社ととともに両市の市長から歓待を受けた。経済産業省で産業観光の促進に陣頭指揮を執った西野副大臣は、地熱発電所の近辺では温泉も出ること、陶器で有名なジノリの生家があることを聞くやいなや、これらを観光資源としてもっと活用できるのではないか、観光都市フィレンツェに近いという立地を活かせるのではないかと両市長に熱く語った。

歴史資料館の中 一行の後ろで300度の天然蒸気が噴出
左がポマランチェ市のマッジ市長
右がカステルヌオーヴ・ディ・ヴァル・
ディ・チェチナ市のバッタリーニ市長
国旗の色をあしらったタスキは礼装の
意味があるそう。
陶器で知られるジノリの生家で昼食
サウジアラビアのラービグ石油化学プラント視察!(9月4日)

ラービグ石油化学プラントは、サウジアラビアの国営石油会社のサウジアラムコ社と日本の住友化学(株)の合弁プラントである。石油関連施設は、国防関連施設と同様に何重ものセキュリティーコントロールがされており、もちろん写真撮影も厳禁である。2008年の操業に向け、今はただ広大な土地(土漠)に資材が積み重ねられているだけであるが、それでも軍隊が常時パトロールをしている。エタンガスから多様な石油化学製品を生産するこの施設は、世界でも画期的なプラントであり、操業前であるにもかかわらず既に世界各国から製品の受注が行われている。世界最大の産油国であるサウジアラビアとの関係強化は、我が国の資源外交上も極めて意義が大きい。

【写真】 サウジアラムコ社の主催の昼食会で出された飲み物はペプシコーラ。サウジアラビアではお酒は厳禁。
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